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お知らせ
2013.07.18
人工肺異常凝集に関しての通告
日本人工臓器学会
会員各位
医療安全委員会 委員長 塩野 元美
「膜型人工肺の入り口圧上昇について」
最近,膜型人工肺の異常凝集に伴い入り口圧が上昇し、症例によっては送血が困難な状況になり人工肺を交換する事例が発生しております。
この灌流障害に関連する情報が日本体外循環技術医学会(JaSECT)より、2010年から3報発信されていますので,日本人工臓器学会の会員にもこれらの安全情報を周知することに致しました。
ご一読いただき,安全対策に努めていただくようにお願いいたします。
なお、膜型人工肺の入り口圧をモニターしていない施設が一部あるようですので、この事例への対策として会員の皆様にはあらためてモニターを設置していることをご確認いただきますようお願い致します。
また、他学会でもこの現象について調査が行われることになっており、今後もこの事例に関しての報告が追加されることもありますので、ご留意ください。
静脈リザーバー内血液凝固について (1)(PDF)
過度のアルカローシスによる灌流障害について (1)(PDF)
活性化凝固時間(ACT)の測定について (1)(PDF)