A.目  的 

 技術賞は公募に基づき、人工臓器の臨床分野あるいは医療産業分野での貢献の多大であった技術の発明・開発を担った個人あるいは団体から選出される。
 Grantは、公募に基づき、人工臓器分野での萌芽的な研究を選出し研究助成を行う。
 技術賞・Grant選出のために理事会の内規として本規定を設ける。本規定は、理事会の議決で変更可能とする。

B.総  則

  1. 本学会内に「技術賞」及び「Grant」を設け、毎年、年次大会時に表彰を行う。
  2. 技術賞及びGrant選出のため、本学会内に技術賞・Grant選出委員会(以下選出委員会)を設ける。
  3. (1)技術賞は人工臓器にかかわるあらゆる分野から推薦された後、選出委員会の審議を加えて原則として毎年1件選出される。
    (但し、該当するものがない場合はこの限りではない。)
    (2)Grantの採択件数は、各年の委員会の決定に委ねる。
  4. (1)技術賞の選出の対象となる個人あるいは団体は、最低一人が本学会会員あるいは賛助会員であるものに限る。
    (2)Grantの申請は本学会会員以外からも受け付けるが、選出され助成を受ける際には本学会会員になることを必要とする。
  5. 技術賞及びGrantの最終決定は、選出委員会の推薦に基づいて理事会の議決によって行う。
  6. 技術賞において表彰する技術が団体の場合は全員を表彰する。
  7. 技術賞及びGrantは同一年度を含めて他の賞の受賞者に重ねて授賞しても差し支えないものとする。
  8. 技術賞は1技術につき賞状、賞牌および副賞とする。
    Grantは賞状および助成金を授与する。
  9. 技術賞受賞者は、その年次大会の中で受賞講演を行う。
    Grantに採択された研究に関しては、2年以内に研究のプロセスを学会誌及び大会で報告を行う。

C.技術賞・Grant選出委員会

  1. 技術賞・Grant候補を選出するために、選出委員会を設ける。
  2. 選出委員会の委員長は、理事会において理事の中から選出し、任命する。
  3. 委員長は他賞の選出委員会の長と兼ねることはできない。
  4. 選出委員会は、委員長も含め7名で構成される。
  5. 委員会の委員は、委員長から提出された候補者リストに基づいて、その年度の最初の定例理事会で決定され、理事長がこれを委嘱する。
  6. 選出委員会は別に定める選出規定に基づいて、最優秀候補を選出し、委員長は第3回の定例理事会の前までに選考経過、選考理由を添えて文書で理事長に報告する。
  7. 理事長は技術賞・Grant選出結果を直ちに全理事及び監事に通知し、第3回の定例理事会で授賞の最終決定を行う。
  8. 学会事務局は技術賞・Grant選出結果を理事長名で本人に通知し、年次大会の表彰式、技術賞受賞者に受賞講演への出席を要請する。
  9. 技術賞・Grant選出委員会は、基本的には審議結果が了承された時点で解散する。但し、選出に関して問題が生じた場合は、選奨委員会が継続して問題解決に当たる。選出委員長は次期選奨委員会が構成されるまでに任務を遂行する。

D.技術賞選出規定

 日本人工臓器学会の技術賞の選出はこの規定に基づいて行う。尚、本規定は理事会の議決で変更可能とする。

  1. 選奨委員長は、学会誌および学会ホームページで、人工臓器に関する優れた技術や製品の開発をおこなった業績の推薦について公示する。技術賞に関する規約(総則、選出委員会、選出規定)および推薦用紙は、学会ホームページにて公開する。選奨委員長は上記手続きのほか、広報に必要な措置を講ずることができる。
  2. 技術賞の推薦は、推薦人一人につき各一つの業績に限り、所定の用紙に業績一件につき5名以内に絞られた候補者名、技術又は製品名、主要な業績内容、業績(発表論文、特許など)リスト、受賞歴、推薦理由等を記載の上、所定の期日までに事務局へ送付するものとする。
  3. 自薦の場合は、学会誌に綴じ込みの所定用紙に必要事項を記入し、所定の期日までに事務局へ送付するものとする。
  4. 技術賞選出委員会の委員長は、推薦された業績のリストを作成し、委員会開催の前までに各委員に送付し、委員会を召集する。この際、無効となる推薦業績も欄外に加え、無効の理由を付記する。
  5. リストを受け取った各委員は、推薦業績にあらかじめ目を通した上、委員会に出席する。
  6. 委員会の開催回数は最低1回とするが、それ以上の開催は委員長に一任する。但し、委員会は委員の2/3以上の出席(代理出席可、委任状不可)をもって有効とする。
  7. 選出委員会は、推薦業績に対して、その有効性、分野の妥当性を先ずチェックした後、学術上あるいは技術上の独創性、臨床への貢献度、国際的レベルなどを討議する。
  8. 十分に討議を尽くした後、委員長は委員に対して最優秀業績の投票を求める。
  9. 投票は、有効推薦業績リストの中から選んで無記名で行う。推薦業績の中に選出委員が含まれていても、投票権を有する。
  10. 開票の結果、投票数2/3以上の得票数を得た業績があれば、これを受賞候補の業績とする。
  11. 2/3以上の得票数の業績がない場合は、得票順に二つを選定して決選投票を行う。二位以下の得票数が同数の場合は、その得票数の全ての業績を決選投票の対象とする。
  12. 決選投票の結果、最多得票数を得た業績を技術賞業績とする。
  13. 最多得票数が同数の場合は、対象業績の内容を再度吟味した後、再度決選投票を行い、最多得票業績を決定する。
  14. 再度の決選投票でも決定しない場合、選出委員長の責任において技術賞候補業績を決定できる。
  15. 委員長は、決定された技術賞候補業績の被推薦者(全員)、業績タイトル、業績内容、選考理由および選考経過を付記して全推薦業績リストと共に、第3回定例理事会の前までに理事長に提出する。

E.Grant選出規定

 日本人工臓器学会のGrantの採択はこの規定に基づいて行う。尚、本規定は理事会の議決で変更可能とする。

  1. 選奨委員長は、3月中に学会誌および学会ホームページで、Grant公募について公示する。また、選奨委員長は上記手続きのほか、広報に必要な措置を講ずることができる。
  2. Grantの申請書類については、学会ホームページにて公開する。申請者は必要事項を記載し、15部複写した上、公示された期日までに事務局へ送付するものとする。
  3. Grant選出委員会の委員長は、申請された研究のリストを作成し、申請者より送付された申請書類と共に委員会開催の前までに各委員に送付し、委員会を召集する。
  4. リスト、申請書類を受け取った各委員は、あらかじめ目を通した上、委員会に出席する。
  5. 委員会の開催回数は少なくとも1回以上とするが、2回目以降の開催は委員長に一任する。但し、委員会は委員の2/3以上の出席(代理出席可、委任状不可)をもって有効とする。
  6. 十分に討議を尽くした後、選出委員会として採択するべき研究を決定する。
  7. 委員長は、決定されたGrant候補研究の申請者、研究タイトル、申請内容、選考理由および選考経過を付記して、第3回定例理事会の前までに理事長に提出する。
  • 本選奨規定は平成7年10月16日から施行する。
  • 本選奨規定は平成11年7月16日から改定する。
  • 本選出規定は平成14年4月20日から改定する。
  • 本選出規定は平成17年10月14日から改定する。
  • 本選出規定は、平成20年1月29日から改定する。ただし、改定された技術賞選出規定第1項、およびGrant選出規定第1項~第2項の規定は、平成21年度から適用する。